最近、思うことがありました。
名古屋万博(2005)より大阪万博(1970)の方が近未来的な気がしました。
鉄腕アトムが放送された1960年代や1970年の大阪万博の頃に描かれていた未来都市像と言う物があると思うのですが、簡単言うと空中のガラスチューブの中を車が走ったり、海底で生活できたりとか誰もが幼い頃に思う風景です。
あれから約40年近く経った今、未来都市像に変化があるのかと考えるとあまり変っていないような気がするのです。確かに車などは高性能になり万博(2005)のトヨタ館のi-unitや自由に動くロボットなど科学の発展は凄いと思いますが、いざ頭で未来の都市を描くと手塚治虫さんが描いてた様な未来都市です。
映画などCGの発達によって創造できるすべてが映像化できる様になり興味が無くなったのか、それとも出尽くしたのか、暗いニュースが多くて悲観的になり未来を描くこと止めたのか、はたまた僕を含めた現代人に発想力が無くなったのか?
N・フォスターのSwiss ReビルやJ・ヌーヴェルのバルセロナタワーなど
未来都市に出て来そうな素晴らしい建物はたくさんあるのですが…
このアーキグラムの本は、今の僕には非常に面白い本です。