去年の9月から京都市で新景観政策が始まってます。

以前から京都市内で住宅の計画を進めていまして、
ちょうど新景観政策が施行されて少し経ってから、
その計画も景観条例区域内でしたので申請をしました。

今は許可が下りたのでもうすぐ着工になりますが、
この新景観政策が非常に判りにくい内容でした。

大まかにはある地点一帯から大文字を眺めるのに
建物の高さが眺望に干渉しないかどうかなんですが、
あちこちのX,Y座標に基準高さを持ってきて云々で・・・

木造2階建ての小さな住宅ですが申請だけで
事前の相談から許可まで約4ヶ月程かかりました。
最終的に規制値まで約70m以上の余裕がありました・・・

申請の打ち合わせに行くと隣ではマンション業者の人が
血管が切れんばかりに担当者に噛み付いていたりと、
これはかなり改善の余地があるなと思いました。

建築確認申請も含めてですが法改正をするにあたって、
その改正が建設業界にどれだけのダメージを与えるかを
もっと考えて欲しいものです。
(考えた結果がこれなんでしょうけど・・・)