以前にNHKで放送された、
建築家・東孝光さんの自邸『塔の家』のビデオを見ました。
1966年、東京・青山の大通りに面する6坪強の敷地に建てられた住宅です。
改めて、小さい住宅ながら40年経った今でも力強さを失ってない凄い住宅だと思いました。
荒々しいRCの打放しの外観と、住みながら仕上げるとした内部空間
(結局、完成当時のままです)も手伝って都市に住むと言う事を決意した東さんの格闘が伝わる内容でした。

枚数の問題ではありませんが建具は玄関ドアの一枚だけでトイレ・浴室にもありません。印象的だったのは家族3人(東さん夫婦と娘さん)が、
ルールを持って暮らしてきた言ってた事です。
そこに理想的な家族の姿を見ました。

僕はワンルームに近ければ近いほど良い家だと思っています。
最近は都心回帰と言われてますが小さくてもパワーを持った住宅が増えれば街並みも面白い事になるかなと思います。
もちろん僕も挑戦する住宅を造って行きたいと思います。